注意
ChatGPTの回答には誤りも含まれているので、鵜呑みにせず内容を検証する必要があります。
「解説」のパートでは筆者なりにChatGPTの回答を検証しています。
もし間違い等があればコメントしていただければ幸いです。
118A9 問題
神経性過食症(大食症)で正しいのはどれか。
a 自己肯定感が高い。
b 過活動になることが多い。
c 肥満に対する恐怖心はない。
d 自己誘発嘔吐と下剤乱用を反復することが多い。
e 食事をコントロールできるという感覚は保たれる。
ChatGPTの解答
ChatGPT
神経性過食症(大食症)に関連する選択肢を検討します。
a. 自己肯定感が高い。
- 神経性過食症の患者は自己肯定感が低いことが多く、自己の体型や体重に対する過度の自己批判を持つことが一般的です。この選択肢は一般的な特徴とは異なります。
b. 過活動になることが多い。
- 神経性過食症の患者が過活動になるというのは一般的な特徴ではありません。これは神経性食欲不振症(拒食症)に見られる特徴であることがあります。
c. 肥満に対する恐怖心はない。
- 神経性過食症の患者は、食べ過ぎのエピソード後に体重増加に対する強い罪悪感や恐怖を感じることがありますが、神経性食欲不振症(拒食症)の患者が示すような、体重増加や肥満に対する極端な恐怖とは異なることがあります。この選択肢は一部の文脈では正しいですが、肥満に対する懸念が完全に欠如しているわけではありません。
d. 自己誘発嘔吐と下剤乱用を反復することが多い。
- これは神経性過食症ではなく、むしろ摂食障害の別のタイプである過食症(摂食障害の一種)や摂食障害不特定に見られる特徴です。神経性過食症の定義には通常、このような行動は含まれません。
e. 食事をコントロールできるという感覚は保たれる。
- 神経性過食症の患者は、食事に対するコントロールを失っていると感じることが特徴です。過食発作の間、彼らは食事の摂取をコントロールできないと感じます。
したがって、上記の選択肢の中で神経性過食症に関して正しいのは「c 肥満に対する恐怖心はない」です。
ただし、この表現は一部の文脈では誤解を招く可能性がありますが、選択肢の中で最も適切なものと言えます。
神経性過食症の患者は過食発作後に罪悪感や体重増加への恐怖を感じることがありますが、神経性食欲不振症の患者が示す肥満への極端な恐怖とは区別されます。
解説
ChatGPTは「c」という解答に至ったみたいですが、正答は「d」ではないでしょうか?
ChatGPTさんが自信満々に答えてくるので不安になってしまいます…
でも、ChatGPTさん、選択肢cの説明ちょっと矛盾してません?
「神経性過食症の患者は、食べ過ぎのエピソード後に体重増加に対する強い罪悪感や恐怖を感じることがあります」って言ってるから、cは間違いじゃないでしょうか。
dの選択肢では、神経性過食症と摂食障害の過食症を別物として説明していますが、同じものですよね…?
だから、dは正しいのではないのかな。
詳しい人、教えてください。
私も勉強してみて何かわかったら更新しますね。