この記事は以下のような方々に参考になる内容となっております。
こんな方におすすめ
- 予備校に行くか迷っている高校生や浪人生
- 再受験で大学に入学したいと思っている社会人
- 子どもを予備校に入れるか迷っている保護者の方
突然ですが、予備校や塾に通わずに大学受験を成功させることは可能なのでしょうか?
私の経験上、やり方さえ間違えなければ独学での大学受験成功は可能です!!
しかし、闇雲に勉強していてもやり方が間違っていたら失敗してしまいます。
正しいやり方を身につけるためには、まず失敗する要因を知ることが大切です。
そして次に、その要因に対してしっかり対策をする必要があります。
対策をしていた私は、高校時代に独学で京都大学に現役合格しました。
さらにその10年後に会社員をしながら予備校に通わず医学部に一発合格しました。
これは私に特殊な能力が合ったからではありません。
繰り返しになりますが、独学に陥りがちな失敗の要因を知っていて、それらに対してきちんと対策できていたからです。
この記事を読むことで、独学での大学受験に失敗する5大要因がわかります。
失敗の要因は分かったからすぐ対策について知りたいという方は、以下の記事をご覧ください。
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独学での大学受験に失敗する5大要因
独学での大学受験を失敗する大きな要因は以下の5つです。
- 勉強の不明点を解決できない
- 勉強する場所が定まらない
- 自分に合う教材がわからなくて不安になる
- モチベーションや勉強ペースの維持が難しい
- 成績が上がらないとき勉強方法に自信を失う
それでは順番に説明していきます。
1 勉強の不明点を解決できない
独学の一番難しいところがこれです。
勉強していて、参考書や問題集の解説を読んでも理解できないことがあったとき、
理解しないまま勉強を進めると、さらに分からない部分が積み重なっていくので、
必ず自分が理解できるまで粘るべきです。
予備校に通っている人の場合は、予備校の先生に聞くことができるので解決できます。
しかし独学の場合は予備校の先生に聞くことはできません(当たり前)
そのため、独学する場合は解決手段を用意する必要があります。
解決手段は次の2通りあります。
- 高校の先生や成績のいい友達に質問する
- スタディサプリを使う
私は、高校生で京大を受験するときは前者の方法で、
社会人で医学部を受験する時は後者の方法で解決をしていました。
私が高校生のとき独学で京都大学理学部に現役で合格できたのは、教えてくれる学校の先生と友達がいたからであることは間違いありません。
そして会社員として働きながら医学部に合格できたのは、スタディサプリを使ったからであることは間違いありません。
苦手意識の強かった古文・漢文、忘れてしまっていた化学、独特の技術が必要なセンター試験対策など、たくさんお世話になりました。
「おい、おもちさん!スタディサプリ使ったら独学って言わんやん!」
って言われそうですが、スタディサプリは予備校に通わずいつでもどこでも勉強できるという意味で独学の教材です(断言)
正直、スタディサプリは予備校に通っている高校生も使うべき最強の教材だと思っています。
レベルや目的に合わせて好きに動画を視聴でき、テキストも無料でダウンロードできるので、本当に素晴らしいサービスです。
私が高校生だったときにこのサービスがあったら、必ず親に頼み込んで登録します。
無料お試しもできるので、大学受験をするすべての方に一度試してみることを心からお勧めします。
2 勉強する場所が定まらない
勉強する場所は大事です。
勉強する場所によって集中力とやる気が桁違いに変わります。
予備校の場合は、空き教室を自習室として使えたりそもそも自習室があったりするので問題ないのですが、独学の場合は勉強場所に迷いますよね。
自分の部屋で勉強できれば一番いいですが、Youtube、マンガ、ゲームなど様々な誘惑が待っています。
「自分の部屋で集中できない」「勉強する場所が定まらない」という方は、
『勉強する環境の整え方(準備中)』を参考にしてみてください。
3 自分に合う教材がわからなくて不安になる
独学で勉強していると、どの教材で勉強したらいいかわからない、ということが起こり得ます。
予備校に通っていると、自分のレベルに合うクラスで勉強できるので教材の心配をする必要はないですし、不安なことがあれば先生に相談もできます。
でも独学の場合は、まず勉強する参考書や問題集を選ぶことから始まりますよね。
世の中には多くの参考書や問題集があり、どれを選べばいいのかわからないですよね。
友達が使っているものが自分にも合うとは限りません。
自分に合うかどうかは、使ってみないとわからないところもありますが、
参考書や問題集を選ぶうえで、最低限押さえるべき基準があります。
これについて、詳しくは『参考書・問題集の選び方』をご覧ください。
4 モチベーションや勉強ペースの維持が難しい
周りに同じ目標を持つ仲間がいない、成長を感じづらい、先生の激励がない、などの理由により、勉強のモチベーションを保つことが難しくなります。
また、予備校の授業のように決められた時間に勉強するわけではないので、自分で勉強のペースを掴むしかありません。
モチベーションを保つためには、模試を受けることが有効です。
勉強ペースを掴むためには、ある程度の典型的な1日のスケジュールを作りましょう。
何時に起き、何時から何時まで勉強し、昼ごはんや休憩は何時から何時、といったようにザックリでいいのでスケジュールを立て、ルーティーンになるまで繰り返してください。
もちろん適宜変更してOKです。
その通りできない日があっても自分を責める必要はないですよ。
受験は長期戦なので、最初から飛ばして息切れしないように気をつけてください。
5 成績が上がらないとき、勉強方法に自信を失う
独学で一生懸命勉強しているのに、模試などで成績が上がらない場合、どう思いますか?
「自分のやり方が間違っているのだろうか…」
と自信を失ってしまいそうになるのが普通だと思います。
成績が伸び始めるには時間がかかる、ということを頭ではわかっていても、
いざ成績が伸びないと、自分のやり方に自信が持てず、不安になって余計に集中できなくなったりやる気がなくなったりしてしまいます。
予備校に通っていると実績のある方法で先生が教えてくれるので、自信を持ってついていくことができるのですが、独学では自分を信じるしかありません。
成績が伸びない時期を、いかに自信を持って過ごすか、ということが独学の勉強には必要になります。
まとめ
独学での大学受験を失敗する要因として、以下の5つを紹介しました。
- 勉強の不明点を解決できない
- 勉強する場所が定まらない
- 自分に合う教材がわからなくて不安になる
- モチベーションや勉強ペースの維持が難しい
- 成績が上がらないとき勉強方法に自信を失う
独学受験を成功させるためには、まず失敗する原因を知ることが大事です。
なぜなら、原因を知らなければ対策のしようがないからです。
この記事を読んだあなたは独学受験の成功に一歩近づきました。
『独学大学受験成功への8ステップ』の1ステップ目が達成できたことになります。
ステップ2は『勉強の環境を整える』です。
これは失敗原因に出てきた「不明点を解決できない」と「勉強する場所が定まらない」に対する解決策となっております。
詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
(準備中)
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。